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実務者研修は初任者研修と比べて何が違うのか?

初任者研修の次に目指すことが一般的な実務者研修。学習する内容は、どのように変わるのでしょうか。

カリキュラム・学習時間の違い

カリキュラムを見てみると、初任者研修は「職務の理解」、「介護のおける尊厳の保持・自立支援」、「介護の基本」、「認知症の理解」、「障害の理解」など、実務者研修では「人間の尊厳と自立」、「介護課程ⅠⅡ」、「発達と老化の理解ⅠⅡ」、「認知症の理解ⅠⅡ」、「障害の理解ⅠⅡ」などを学ぶと記載されています。しかし項目を見ただけでは、何がどのように違うのかイメージしづらいのではないでしょうか。簡単に言ってしまうと、初任者研修で浅く知っていた知識をより深く学んでいくことになります。

そのため、学習時間数も違います。初任者研修は総学習時間130時間、実務者研修は総学習時間450時間+医療的ケア12時間です。実務者研修の方が学習時間が多くなり、医療的ケアの時間が設けられています。

※初任者研修のカリキュラム詳細は、【介護職員初任者研修】
 実務者研修のカリキュラム詳細は、【介護福祉士実務者研修】をご覧ください。

では、初任者研修と実務者研修について、具体的にはどのようなところが異なるのか、詳しく見ていきましょう。

仕事内容の違いを見据えた授業内容の違い

まず、初任者研修と実務者研修の仕事内容の違いから見ていきましょう。

一番の違いは、実務者研修の資格を取得していればサービス提供責任者になれるということです。初任者研修の資格を取得している方もサービス提供責任者になることはできますが、実務経験を3年以上積まなくてはいけません。そのため実務者研修の授業は、“いずれサービス提供責任者になる”という前提ですすめられていきます。

介護の仕事は、サービス利用者さんに対して生活援助・身体介護などのサービスを行うことですが、サービス提供責任者になると“この利用者さんに対してはどういうサービスがいいのか”ということを考えるところからはじまります。そのため、実務者研修では介護の仕方だけでなく、考え方や制度などについてもより深く学んでいく必要があります。そうすることで、利用者さんに合ったサービスのプランニングを行ったり、改善を行ったりすることができるようになるのです。

“自立支援をする”ということの大切さ

介護において、とても大切なことがあります。それは、利用者さんの“自立支援をする”ということです。これは同じ介護に携わる者として初任者研修受講者にもお伝えはしておりますが、実務者研修でも力を入れてお伝えしていることです。

“介護”というと“利用者さんのお手伝いをする”ということをイメージされる方も多いのではないでしょうか。それは間違いではありませんが、お手伝いをしすぎてしまうとよくないこともあります。

例えば、ゆっくりと待ってあげればできることを良かれと思って手伝ってしまうと、本当はできることができなくなってしまうこともあるのです。職員からしてみたら「大変そうだ」「動きにくいだろう」という思いからお手伝いをしているのですが、そうすると利用者さんは動く必要がなくなってしまいますよね。

お手伝いをすれば早いし、その時は利用者さんも助かるかもしれませんが、それは違うよということ、“自立支援をする”ということを多くの事例を基にお伝えするようにしています。

医療的ケアは何を学ぶのか

医療的ケアは、喀痰吸引・経管栄養など実技を通して学んでいきます。また、救急蘇生法とAEDの使用方法も学びます。実習時間は、ユウコムでは2日間(12時間)です。

利用者さんの中には、定期的に喀痰吸引が必要な方や固形物で食事が取れず経管栄養を行っている方も多くいらっしゃいます。

喀痰吸引とは・・・
お口の中や喉、気管にたまった痰(たん)を、器具を使用し吸い出すことです。

経管栄養とは・・・
経口摂取が難しい利用者さんに対して、チューブを用いて流動食(栄養剤)を注入することです。

以前は、このような処理は医療行為のために看護師さんが行っていたことですが、研修を修了すれば介護職員でも対応できるようになりました。

実務者研修の実習では、実際の人相手ではなく人形を利用して器具の使用方法などを学びます。行う動作としては難しいことはありませんが、あくまで医療行為となりますので緊張感を持って取り組んでいただきたいです。例えば、人形相手に痰吸引を行う場合は簡単に済むことだとしても、実際の利用者さん相手ですと喉につかえてしまっては大変ですし、十分に気をつけて行うべきことです。そういった姿勢や考えなどもきちんと伝えるようにしています。

また、実際の現場で利用者さんに医療的ケアを行うためには、実務者研修を修了された後に施設での実地研修を行う必要があります。

まとめ

初任者研修と実務者研修の違いについて、イメージを持っていただくことができたでしょうか。介護のお仕事は、資格がなくてもできることがあります。しかし、初任者研修や実務者研修を取得することで、より利用者さんを考えたケアができるようになります。

介護福祉士を目指すためにも必須の介護福祉士実務者研修。スキルアップのためにも取得を目指してみてはいかがでしょうか。

※介護福祉士実務者研修の詳細・受講料金は、【介護福祉士実務者研修】をご覧ください。