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介護職でよくあるきついこと!その向き合い方とは?

この記事をご覧の皆さまの中には、人から聞いたりネットでの意見を見たりして、何となく「介護職はきつい」というイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか?

介護の仕事は、もちろんきついことばかりではありません。「介護をやっていてよかった」と思える瞬間があるからこそ、長く現場に出られている方がいるのです。ただ、介護職ならではのきついことがあるということも、また事実です。

これから介護職を目指すという方は、介護職においてどんなことがきついのか、そして現場の介護士はどんな対策をとっているのか、気になるところかもしれませんね。

そこで今回は、実際に介護の現場にいる人間から聞いた、介護職でよくあるきついこと、そのきついことに対してどう向き合っているのか、について取り上げたいと思います。

介護職あるある「ここがきつい!」

● 腰が痛い
● 1人対多数の介護の場合、業務量が多い
● 自分の理想としていた介護ができない
● 終末期(看取り介護)の利用者さんと向き合う必要がある
● 利用者さんに暴言を吐かれることがある


介護士からよく意見があがる“きついこと”は、上記5つです。誰もが通る道と言っても過言ではなく、しばらく介護士として勤続されている方なら「あるある」と思うことでしょう。

自分より体格の大きい人を移乗させることがあるため、腰が痛い

高齢になると脂肪や筋肉は落ち、体重は軽くなるイメージがありますが、それでも自分より体格のいい人を介助・介護する機会は多くあります。大柄な利用者さんを起き上がらせたり、車椅子に移動させたり、入浴介助したりするのは非常に力のいる作業です。足腰に力を入れて踏ん張らないといけないので、腰を痛めても不思議ではありません。

座ったり寝たりしている利用者さんに対して、自分は立って中腰で介助・介護を行う機会も多いため、日常的に腰を酷使している状態とも言えます。

実は、肉体的なきついことで1番厄介なのはこの腰痛とも言われています。やる気に満ちていても腰が痛いことだけはどうしようもなく、悪化してしまった場合は退職を選ばれる方も少なくありません。

1人対多数の介護で業務量が多く、負担が大きい

介護施設によっては、1人の介護士が10人単位の利用者さんを担当しなくてはいけない時間帯があることがあります。このような1人対多数の介護では、当然のことながら1人の業務量が多く、負担も大きくなります。

体力を使うことはもちろん、「多人数を担当していたのでミスが起こった」ということは許されないので、神経を尖らせてしまうこともあるでしょう。

自分の理想通りの介護ができない

1人でたくさんの利用者さんを担当する場合、1人1人のペースに向き合った介護というよりは、時間や頻度を決めて協調的に行う介護(決まった時間にトイレに行ってもらうなど)が多くなることが現実なので、「自分の思い描いていた介護ができない!」という不満につながることがあります。

「仕事に追われるのではなく、もっと利用者さん1人1人に寄り添った介護をしたい」と思いながらの業務では、普段はそうでもないことでも、きついと感じることがあるかもしれません。

終末期(看取り介護)の利用者さんと向き合うことが辛い

現在、特養老人ホームやグループホーム、介護老人保健施設などの施設の多くが看取り介護を取り入れています。利用者さんの最期を施設内でお迎えすることは、どんな介護士であっても辛い気持ちになるものです。

利用者さんの中には、最期の時まで10年以上を同じホームで過ごされる方もいらっしゃいます。そのくらい長く関わっていた利用者さんが亡くなってしまうのは、「心が燃え尽きたように感じる」「なかなか気持ちを切り替えられず、沈んだ気持ちが続いてしまう」という介護士もいます。

利用者さんに暴言を吐かれることがある

飲食店や街中でも感じることがあるかと思いますが、世の中にはどうしても怒りっぽい人がいます。介護サービスの利用者さんにおいても同じことで、年齢を重ねたことで気難しくなってしまった人、もともと怒りっぽい人、認知症などの影響で怒りやすくなった人など、さまざまな人がいるのです。

そのような人にちょっとしたことで怒鳴られるような日々が続くと、どうしても気が滅入ってしまいます

「怒りっぽい人だからある程度は仕方がない」と割り切れればまだいいのですが、自分の中に抱え込むタイプだと、「自分はダメなのかも…」と塞ぎ込んでしまいがちです。

介護士はたびたび起こるきついことに、どう向き合っているの?

では、実際に介護現場で働いている介護士は、介護職ならではのきついことに、どんな対策を取っているのでしょうか?

以下で、その一例をあげていきましょう。

腰痛対策にコルセット・サポーターは必須!?

腰や足が痛くなりやすい介護士は、業務中コルセットやサポーターを使用しています。

痛みがピークに達してからコルセットを巻き出しても効果は薄いので、痛くならないように日頃から使用することがオススメです。

自分の理想に近い介護ができる職場はどこか考える

仮に今働いている介護の職場が「自分の理想とは全然違う!」ということでお悩みなら、一度冷静に「自分の理想の介護って何だろう?」と考えてみてください。

1人対多数の介護を行う職場で働いているが、利用者さん1人1人とのつながりをもっと大切にしたいという方なら、施設で働くよりも1対1で接する訪問介護事業所で働く方がいいかもしれません。

また、利用者さんの自立をもっと支援したいということであれば、リハビリ方面の仕事にチャレンジしてみるのもいいでしょう。

気持ちを無理に切り替える必要はないが、プロらしい仕事はする

● 長年接してきた利用者さんが亡くなられた
● 怒りっぽい利用者さんに理不尽に怒鳴られた


など、平静ではいられないきつい出来事は、介護職をしている限り何度も直面します。介護士だって人間ですから、気持ちをすぐに切り替えたり、無理に明るく振る舞う必要はありません。

しかし、沈んだ気持ちに引きずられて、やらなければいけないことを忘れてしまったり、他の利用者さんをあからさまに不安にさせるような態度を取るのは、プロとしていけません。

“仕事は仕事”と言ってしまうと冷たいように聞こえるかもしれませんが、「介護士としての自分を必要とする人が他にもいるんだ」という気持ちで、踏ん張ってみてください。

きついこと・しんどいことの相談先

比較的大規模の介護施設・訪問介護事業所であれば、常時相談窓口を設けていたり、外部から専門のカウンセラーを呼んでいるところもあります。そうでない勤務先であれば、やはり基本は上司にあたる人に相談するのがいいでしょう。

介護業界は、基本的に人手不足です。そのため「今働いてくれている人にやめてほしくない、長く働いてほしい」と思っている施設・事業所が大半でしょう。介護士の悩みや不満に耳を傾けてくれるはずです。

介護士が持っている悩みに対して全く聞く耳を持ってくれないという職場では、遅かれ早かれ職場の人間関係のことでつらくなってしまうのではないか、と思います。

そのような環境で我慢しているのが辛いのであれば、思い切って職場を変えてみるのも1つの手です。業務内容は同じでも、環境が変わればずっと楽になるということもあります。

きついことは1人で我慢しない!

ここまで、介護職にまつわるきついことと、その向き合い方についてお話してきました。これは介護職に限ったことではないのですが、1番よくないのは1人で我慢することだと思います。「自分だけが我慢していれば、何とかなる…」という気持ちで働いていると、身体や心がボロボロになってしまいます。

1人できついことを抱え込んでいても、なかなか解決しないでしょう。同僚や上司に相談し協力を得て、問題と向き合うべきと考えます。

また、何かできないことや苦手に思っていることがネックで仕事が辛い場合、苦手をなくして自信をつけるために資格を取得するのもいい方法です。初任者研修・実務者研修の資格を勉強していく過程で、より自分の足腰に負担をかけない移動介助の仕方なども学ぶことができます。

● ギリギリまで我慢せず、早めに手を打つこと
● 自分だけで抱え込まず、誰かに相談すること
● 苦手を克服できる資格を取得すること


上記3点が、きついことに向き合いながらも介護職を長く続けるための秘訣です。